もともとイーエス文理は学習塾と現役予備校が母体の企業でありますが、2005年に社会福祉法人を立ち上げ、特別養護老人ホームの経営にも参画しました。学習塾・現役予備校の経営においては、後発であるハンディキャップを背負いながらも、自発的な学習の向上にいちばん大切なモチベーションのアップをはかることを当社の基本方針に掲げ、次々と新しく展開する地域で、既存の学習塾や現役予備校の実績を上回り、地域No.1の実績をあげ続けてまいりました。

 介護事業におきましても、介護職従事者の極端な減少、それに伴う外国人・技能実習生、及び2019年から始まった特定技能制度による政府の手当でも、現在あまり狙い通りには進んでいないのが現実です。この問題に我々は真っ向から取り組み、特に介護のみに絞り、それも技能実習制度には多々の問題がありとの判断から、東南アジア等からの特定技能制度に的を絞りました。そして、大きな借金を背負うことなく、日本の介護現場でモチベーションを高く持ち、常に明るく希望を持って働いてもらえる教育を行うことを通して、我々の過去の学習塾・現役予備校での経験が今着々と実を結びつつあります。

 さらにこの先は、特定技能生に長く日本で働いてもらえるように介護福祉士の資格取得に向けて誘導していくことにも、現在積極的な取り組みを始めております。今後、我々の狙いとしております介護現場への質の高い特定技能生の供給を、スピーディに行ってまいりますので、ご期待いただけましたら幸いに存じます。